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院長の健康雑学日記

「健康である」という事は、何より大切です。ここでは鍼灸接骨院としての専門的立場から見た健康に関する事柄を雑学として記録しています。
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ほねつぎ今昔物語
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    前回、タイトルに「ほねつぎ今昔物語」といれてみたもののタイトルの内容ではなくごめんなさい。
     結構この中身は長くなると思いますので数回に分けて書かせていただきます。
    「健康雑学コラム」ですが何よりも、まず私の職業についてお知らせしがてらスタートさせていただきますね。
     私が小学生の頃、「ほねつぎ」という文字だけ書かれた看板が通学路にありました。
    骨を折ったら行くところで、折れた骨を継ぐ時は「すごっーく痛いんだって」とその看板の前でしばし友達と立ち止まって話をしたものです。
     そう、約40年以上も前のことです。(私の歳がだいたいおわかりですね。)
    約40年前はまだ「整形外科」という医療科目が一般の人々には浸透しておらず、
    また日本の「整形外科」そのものも立ち遅れていた時代でした。
     ですから怪我をすると「ほねつぎ」にいくというのが普通だったのです。
     その数年後、私は「ほねつぎ」になるべく「ほねつぎ」の専門学校にいきながら「接骨院研修生活」をスタートさせたのですが、32年前のその頃も来院する患者様はほとんどが「骨折」「脱臼」「捻挫」「打撲」の患者様でした。私の最初の師である先生が「日本の整形外科といえばK井整形」といわれた病院で修行をされたので
    小児の「先天性股関節脱臼」の赤ちゃんまで来院されていました。
    またその頃の「ほねつぎの先生」は名人と呼ばれる「ほねつぎの達人」がたくさんいらっしゃったのです。

    そして現在の「接骨院」「整骨院」のイメージはどうでしょう。
    腰がいたい!・肩の関節が動かない・膝が痛くて歩くのにつらい・など、主にどこか身体に痛みがあるときにいく所、といったように変わってきてしまいました。
    格段の発展をとげた日本の医療とともにその恩恵をうけ、また国民も医科学的な正しい判断のもと、治療を受ける。当然ですよね。
     が、しかしなぜ現在でも「接骨院」「整骨院」が大衆に支持されているのでしょう。それは患者様の訴えに対し、「患者様の話をよく聞き、手技を持って苦痛箇所に触れる」ということが理由の一つといえますね。

    時代の変遷とともに患者様の求めるものが変わるのはいたしかたありません。
    我々が支持されるということは「現在の日本の医療が診療に充分な時間をかけられない・診療報酬に結びつかない・慢性疾患(加齢疾患)は経過観察的で手を触れない」などまさにこのような現状に満足しない方が多いともいえるのです。
     我々は医療機関のひとつではありますが注射をしたり、薬を投与したりという医療行為は出来ません。
    が、「患者様が何を求めているかということをいつも真正面から受け止め、五感を駆使し、手技と真心をもって接する」という当たり前の医療の本質を持っているからだともいえるのです。
     しかし、このところの医療現場の不祥事などがマスコミで叩かれていますし、各医療機関の経営事情も厳しい競争のなかにあり、なりふり構わず、と言ったら怒られそうですが患者様獲得の為、「漢方や鍼灸などの東洋医学」「マッサージ」「アロマテラピー」「親切、丁寧なインフォメーション」などなど昨今随分と様変わりしてきております。
    このように私が「ほねつぎ」という看板をみた小学生の頃から今も日本の医療現場は変わりつつあります。
    でも決して変わらないことは「患者様あっての医療」だということですね。
    | - | 21:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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