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院長の健康雑学日記

「健康である」という事は、何より大切です。ここでは鍼灸接骨院としての専門的立場から見た健康に関する事柄を雑学として記録しています。
”根性”のお話
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    最近、とんでもない場所から「大根」「ミニトマト」「長ネギ」などが出てきて話題になりましたね。コンクリートやアスファルトを押し上げて、そのたくましい成長にびっくりさせられました。根っこの力強さから、まさに「根性物語」です。
     そうなんです。東洋医学の食養生からいうと、根菜類は土の中でエネルギーを吸収して育つので「陽性」の食べものとして位置づけられ、寒い冬に大根、人参、牛蒡、蓮根などを食べると身体を温める作用があります。
    とってもエネルギーのある野菜類なのです。
    以前にも書いたことがありますが、季節の物を食べることが理にかなっていることの証明ですね。
    また、これらの野菜は生で食べるのではなく、温かい煮物や汁物として調理し、食べることで身体を寒さから守ってくれる働きをするんです。
    若い女性は一般的に「冷え性タイプ」が多いのですが、野菜を摂るに当たり、レタス、きゅうり、トマトなどを中心としたサラダを好んで食べている女性が多く、これらの野菜の殆どは陰性の「夏野菜」なのです。しかも冷たくて身体を益々冷やしてしまいます。野菜を摂っているのに便秘になったり、皮膚が荒れたりする原因の一つになってしまうこともあるのです。
     そう!冬は根菜類をたっぷり食べて身体の芯を温めて、さらに「根性」までついたら一石二鳥ですよね。
    | 食べものの話 | 19:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |